保育士ならこうする!イヤイヤ期の子どもへの5つの上手な接し方

イヤイヤ期の子どもは自分の意思が出てくる頃。クラス全体がまとめにくくなったり、保育士にとっても保育の仕方を考え直す時期です。何をしても、どんな言葉掛けをしても「イヤ」と言われてしまうと接し方に困ってしまいますよね。
そんな子どもも接し方次第で保育をスムーズに進めることができます。イヤイヤ期真っ盛りの2歳、3歳の子どもへの正しい接し方を5つご紹介します。ぜひ日々の保育に役立ててください。

まずは子どもの気持ちを理解してあげよう

イヤイヤ期の子どもというのは、自分の意思がしっかりあるのに、それを伝える言葉を持っていないために「いや」という言葉が出てきます。その言葉の裏には、子どものいろんな気持ちが隠れています。
そんな気持ちを理解してあげようとしてください。保育をしていると、集団生活の場になるので、一人の子の「イヤイヤ」にどう対応したらいいのか分からなくなってしまいます。というのも、一人の子に付き合っていると、その他の子どもを待たせることになるからです。保育士としては、集団生活の流れをスムーズに行いたいのが本音になりますよね。
そこで、一呼吸おいて子どもがどうしたいのか考えてあげましょう。子どもの気持ちをどう理解してあげるかによって、子どもがスムーズに活動してくれます。
イヤイヤ期の時期は、複数担任しているクラスがほとんどです。反抗が収まらなかったり、泣いたり、怒ったり…。そのような状態になってしまうのであれば、一度、他の先生にクラスを任せましょう。その間に、子どもとじっくり関わってあげてください。
一対一で話すことで子どものイヤイヤに隠れていた本音を知ることができます。もし、はっきりとした理由が分からなかったとしても、一対一の関わりで子どもとの信頼関係は確実に深まり、活動が進めやすくなっていきますよ。

イヤイヤ期の子どもをたくさん褒めよう

イヤイヤ期の子どもは「イヤイヤ」と言っていることが多いため、マイナスな気持ちになることが多いです。だからこそ、たくさん子どもを褒めてあげてください。
「子どもの成長を喜び、褒めて、成長を促す」ことが保育士の基本でありながらも、クラスでイヤイヤ期の子どもがいるとイライラしてしまいがちです。ただ、イライラしていては、子どもも保育士についてきてくれません。
保育中にイライラしてしまったら「子どものいいところはどこだろう?」と考えてみてください。イヤイヤ期は成長している証拠です。自己主張ができるほど成長しているということは、その他の部分でも成長している部分が必ずあります。そんな子どもの成長をしっかりと褒めてあげましょう。
保育がスムーズに進まないことも多いです。でも、そんな時だからこそ、子どもを認め、褒められる部分をたくさん探してあげることが大切になります。

少し時間を置いて、イヤイヤ期の子どもを落ち着かせよう

子どもが「イヤ」といい始めたら、なかなか意見が変わることはありません。言葉掛けを変えてみても、子どもが「イヤ」というようであれば、少し時間を置きましょう。
時間を置くことで、子どもも気持ちが落ち着き、今度は反抗することなく行動してくれる可能性があります。子どもが泣いたり、怒ったりしている時は一度子どもを落ち着かせてあげましょう。
例えば、戸外遊びへ行く際に「イヤイヤ」と言われてしまったら、とりあえず、他の子どもたちの準備をしましょう。その間は、イヤイヤ期の子どもへの言葉掛けをするのを辞めてみてください。もちろん言葉掛けはしなくても、見守ってあげることが大切です。
他の子どもの準備をしている間に、こちらに興味を示すような反応をしたら、そこがチャンス。優しく言葉掛けをしてあげてください。さっきとは違い一緒に戸外へ行く準備をしてくれます。
準備中に興味を示さなかった場合は、他の子どもが準備を終えてから、その子どものところに行ってあげましょう。少し落ち着いた子どもはさっきよりも話がしやすくなります。また、距離を置くことで、保育士の気持ちも落ち着くので「この子にはどんな言葉がけが大切なのか?」と考えながら冷静に接することができるでしょう。

イヤイヤ期の子どもの目をしっかりと見て話しをしよう

子どもの目をしっかりと見て話してあげましょう。そうすることで、子どもは「理解してくれようとしてる」と分かってくれます。
イヤイヤ期の子どもはすぐに泣いたり、怒ったりするために、保育がスムーズに進みません。保育士もダメとは分かっていながら、その場しのぎで、子どもを抱きかかえて活動を優先してしまいがちです。集団生活をする上で、1人にかけてあげられる時間は限られています。なので、その保育の仕方が絶対にダメだとは言いません。
しかし、その後には必ず子どもと話しをしてあげましょう。「目を見て話す」というのはコミュニケーションの基本となります。大人と子どもは身長差もあるために目を見て話すことが少なくなりがちです。イヤイヤ期だからこそ、目をしっかり見て子どもの表情などから気持ちを読み取ってあげましょう。

イヤイヤ期の子どもとの接し方を考えよう

イヤイヤ期の子どもとの接し方は、こちらの接し方一つで大きく変わります。
子どもは気持ちを周りに伝えようと必死になっている時期です。そんな、もどかしい時期を理解してあげることが大切になります。しっかりと保育士が子どものことを理解してあげていると「イヤイヤ」という期間や頻度は短くなるのです。
保育園では集団生活が基本となりますが、まだまだ2歳や3歳の子どもたちに集団生活は難しいところもあります。集団生活しながら1人1人と関わる時間を大切にしてあげてください。そのためには、先生同士の話し合いが重要です。
クラス全体の様子を見ながら、1人1人どのような関わりが必要なのか、意見を出し合って話し合いをしましょう。その話し合いをすることで、一人の保育士が問題を抱えることもなくなりますし、スムーズに活動を進めることもできますよ。